新世代DVDをめぐり、東芝が自社規格「HD DVD」の撤退を決めたことで、関連業界が統一規格となる
「ブルーレイ・ディスク(BD)」へのシフトを強めている。支持が割れていた米映画大手6社もBD支持で
足並みをそろえた。ただし、小売りの現場では、顧客ニーズをにらんでHD DVD機器の販売を継続
する動きもあり、“敗戦処理”の余波は続きそうだ。
■対応にばらつき
消費者と対面する家電量販店各社は、HD DVD機器の販売を中止するか継続するかで、対応にばらつきが
出ている。また、自社販売分をBD製品と交換することを決めたエディオンに追随する動きは今のところない。
ヤマダ電機やビックカメラは販売を継続。ケーズホールディングスも、「選択するのはお客さま。
小売りとしては製品を見ていただき、しっかりと説明するだけ」と話し、販売継続の方針を崩していない。
HD DVDはハイビジョンの録画性能はBDと同じで、現行DVD製品より高性能。東芝の撤退を受けて
小売価格が低下して割安感が増したうえに、東芝が長期保証を約束しているため、「テレビ番組などの
録画再生機と考えればHD DVDは買いだ」との指摘もある。
実際、都内のある家電量販店では撤退報道以降、HD DVDの3機種が品切れになるなど人気を博している。
半面、ヨドバシカメラ、コジマなどは販売を中止した。顧客の誤解を招くおそれがあることなどが理由で、
在庫については「東芝に引き取ってもらうかどうか、今後の話し合いで決まる」(ヨドバシ)という。
ギョーザ問題で県産ニンニク高騰
中国製冷凍ギョーザの中毒事件をきっかけに、全国の約八割のシェアを占める
県産ニンニクの価格が高騰している。家庭の手作り志向に加え、
業務用を国産に切り替える動きが進んでいるためで、二月の県産ニンニクの卸値は前年比で
三−四割高で推移している。しかし、二〇〇七年産の県産の収穫量は前年を下回る水準とみられ、
在庫不足が顕在化。“特需”の追い風に乗り切れていないのが実情だ。





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